海は生命の源

自然治癒力を発揮するのに海は最適!海藻も海泥で肌力アップ!

タラソテラピー

クイックマッサージ、リフレフソロジー、アロママッサージそれにエステ。20年前には鍼灸やあん摩、それにマッサージ程度でした。

今ではどうでしょう~ 本当にたくさんのサロンやエステが街に店をかまえています。もちろん以前からもエステティックはありました。しかしその金額はびっくりするほどの価格帯だったので、学生の身分ではまだ行けない。いつかは行ってみたいけど、まだ先だ・・という感じでした。

今は超高級化粧品ブランドが直営店のエステを出したり、百貨店の中にも化粧品会社のエステが入っていたりと、百貨店の中ということもあって気楽に入れるようになっています。それに、健康ランドというか〇〇湯のような銭湯ではないいろんなお風呂が楽しめる施設もたくさん出来ています。お風呂に入りにいったついでに・・と韓国式垢すりをしてもらったり、中国式あん摩をしてもらったり。お風呂とセットで楽しめる工夫がされています。

リゾートに行って滞在期間中に必ず1回はエステをしてもらうのが普段頑張っているご褒美にしている人もいるでしょう~ もっとエステを楽しみたい!とエステが目的で旅行先を決めるのもありだと思います。

日本では珍しいタラソテラピー(海洋療法)が受けることができるリゾートホテルもあります。海洋療法は元々はフランス生まれで生まれた海洋療法で、フランスでは延べ人数が250万人がタラソテラピーの施設を利用するほど広く一般的に認知されている自然療法です。

母なる海・・とはまさにその通りで、人間はもちろんのこと地球上のあらゆるすべての生物の起源は海です。そして私たちは母親の胎内で10ヶ月の期間をかけて、命を育んできました。そした胎内を満たしている羊水の組織に似ているのは『海水』です。海の香りを五感で感じると、不思議とリラックスする気持ちになりませんか?それは私たちが赤ちゃんの間にいた羊水をごく自然に思い出しているからかもしれません。

生命の源の海は、日々忙しくしている私たちが失いがちになっている心身のバランスを整えてくれて、人間が本来持っている無限の力を、海はゆっくりと引き出してくれるのです。

タラソテラピーの語源は、ギリシャ語からきています。『タラサ』はギリシャ語で『海』です。『テラピー』はフランス語で『療法』です。ギリシャ語とフランス語を合わせた言葉が【タラソテラピー】です。この【タラソテラピー】(海洋療法)という言葉は、フランス人の医師ボナルディエールによって1867年に名づけられました。

海や海岸の近くの所で、海水はもちろんのこと、海藻なども含めた海の資源を使って、身体の内側から身体を活性化させて本来もっている機能を高めていく。そしてそれは、医学的理論に裏付けられた自然療法になっているので、古くからフランスを中心としたヨーロッパの人々から愛されています。

フランスではごく当たり前になっている【タラソテラピー】ですが、その起源は入浴の歴史と重なっています。古代ギリシャ・ローマの時代に、戦争で負傷した兵士たちが温海水で傷を癒したというのが始まりとされています。『温海水』を使ってとなっていますが、【タラソテラピー】でも体温に近い温度の35℃前後に温めた海水水を利用します。

紀元前480年、古代ギリシャの詩人エウリピデスという三大悲劇詩人の一人でもある詩人で21世紀の現代にも大きな影響を与えています。かなり哲学的な新思想を持った詩人でもありますが彼は、「海は人間の病気を治療する」という言葉を残しています。そして、医学の開祖としても名高いヒポクラテスは紀元前420年にすでに海水入浴を提唱しています。海水入浴を提唱するだけではなく、ヒポクラテス自身も飲料(内服として)を実践したと言われていて治療として海水浴をしたとも言われています。

そしてこちらも古代ギリシャの哲学者プラトンも、温海水を利用する治療を受けたとも言われています。古代ギリシャの人々は古代の時代から海がもっている治癒力を既に知っていたのです。

時は流れて1750年、イギリスの医師ラッセルが論文を発表します。その論文には腺疾患と腫瘍に対する海水の効用をまとめた論文ですが、この論文こそが【タラソテラピー】の分野における医学的業績の最初といわれています。

1899年フランス人ルイ・バコ博士によって、【タラソテラピー】専門にした世界初となる温かい海水を使ったタラソテラピーセンターをロスコフに作ります。そして海藻の治療的成分を研究していきました。そのセンターではリウマチ治療に効果を発揮することになりました。

そして医学的発展の礎として【タラソテラピー】を築いたのが、フランス人科学者ルネ・カントンです。ルネ・カントンは1904年に血液の成分を調べる実験で、大きな分子を除いた残りものの組織は、古代の海水に近いということを明らかにして「海水、その有機的環境」を発表して、「海の効能」の科学的基礎を主張します。その次節を立証するために、海水の治療効果を証明することになりました。それが犬を使った動物実験です。

、犬を使った動物実験で血液の代わりに海水を注入するという実験を行いました。そして犬を生存させたという驚くべき研究結果も残されています。

第一次世界大戦・第二次世界大戦と戦争によって【タラソテラピー】は忘れられることになってその期間は停滞していますが、1950年代に入ると再びタラソテラピーは自然医学の中で再認識され再評価されることになります。そしてフランスには近代的タラソテラピーの施設が誕生していくことになりました。

1964年に、自転車競技のツール・ド・フランスを史上初となる総合3連覇したフランス人ルイゾン・ボベ選手が、事故で負った障害を【タラソテラピー】で克服したという自身の経験を生かしてタラソテラピーの施設を開設しました。フランスで発展した【タラソテラピー】の施術も、今は日本でも享受できるようになりました。

海水の持つパワー

【タラソテラピー】では温海水です。温海水の温度は35℃前後。なぜこの温度設定にされているかということ、この温度は副交感神経がとっても効果的に働きかける温度だからです。この温度は心も身体も一番リラックスできる温度で、血管が拡張する温度でもあるので温海水を浴びてから冷海水に入ります。これを繰り返すことによって血管は縮小します。温海水⇒冷海水⇒温海水⇒冷海水 と繰り返す事で、適度な刺激を受けることになり、より代謝を促すことに繋がります。新陳代謝を促してくれることで、老廃物の排泄を促してくれます。デトックス効果です。デトックス効果で、体の中の体液も綺麗にしてくれることに繋がっていきます。

海水には豊富なミネラルが含まれています。ナトリウム・カルシウム・マグネシウムと人間の身体に欠かすことのできない方なミネラルが数多く含まれているので、温海水に身体をゆだねることでミネラルが身体を包み込んでくれます。そしてミネラルには、新陳代謝の活性化を促してくれるので脂肪分解の効果もあると言われています。

【タラソテラピー】は温海水の中で軽い運動もします。海水ということで、真水よりも海水の浮力の方が高いのも海水ならでは。無重力に近い感触を味わうことができるので、筋の緊張がほぐされていきます。緊張がほぐれると同時に、関節への負担も和らぐのでリハビリ中でも運動ができやすい環境になります。もちろん精神的にもかなりのリラックス効果を、ぷかっりと浮かぶだけでも味わうことができます。

呼吸からも海の成分を取り入れることも【タラソテラピー】の特徴です。昔は喘息の治療で海の方へ治療に行ったりという事も耳にしたことがあるかもしれません。海水をミスト状にしてもので満たされた部屋は暗く落ち着いた部屋になっています。海水ミストの中で呼吸をすることで、ごく自然に気管支を浄化してくれて呼吸器系疾患を和らげてくれます。呼吸器疾患系なので、鼻炎や喘息などに効果が期待できて、自律神経のバランスも整えてくれます。

海藻・海泥に含まれるパワー

タラソパックでは、海藻や海泥を使って行なわれます。海藻・海泥は当然ながら海に含まれている成分のミネラルがたっぷり含まれていますが、海藻に含まれている成分『フコダイン』があります。『フコダイン』はフコイダン』には細胞賦活作用があります。この効果には、紫外線や乾燥によってダメージを受けた肌を活性化することに働きます。それと同時に、コラーゲンやエラスチンなどの肌を作る組織の土台になる部分にはたきかける効果があります。

コラーゲン・エラスチンは肌の組織を作る真皮の部分です。この真皮から肌の組織が造られます。まさに肌のハリ・弾力・ツヤのもととなっているとても大事な成分なので、シワやたるみそしてターンオーバーをと整えてくれることを改善することにとても有効な働きをしてくれます。

他にも脂肪代謝に効果がある『リポリチン』もありますし、発汗促進作用がある『フィチン』も含まれています。

他にも海藻には他にも血圧調整をする作用がある『フコステロール』に『タウリン』も含まれているので、高血圧に身体の内側から作用してくれます。もちろんお肌にも、とても保湿作用が高いことでも知られています。乾燥した肌にうるおいを与えるほかにも、外的刺激からもお肌を守ってくれるバリア機能を強化する効果が期待できます。

海泥でのパックのことをクレイパックといいます。クレイは泥なので、吸着力がたかいので余分な角質をとってくれるという効果があります。余分な角質をとってくれるので肌もツルツルになります。美肌効果の他にも疲労回復効果もあります。そしてミネラルバランスや疲労回復効果も海泥にはあるので、自律神経を整えることにもとても効果が期待できます。

実際にフランスのタラソテラピー施設では、心身のバランスを整てくれるのでクレイパックが盛んに使用されています。捻挫などにも効果があるので患部にクレイパックを塗って15分から20分置いて洗い流すと海泥成分が代謝を促進してくれるので、早く患部が改善されます。もちろん肩こりなどにも効果あります。

クレイパックといってもいろいろな泥の種類があります。

有名な所ではパラオのロックアイランドがあります。パラオ天然泥パックの海を『ミルキーウェイ』といっいいますが、真っ白な泥が特徴です。ミルキーウェイの泥は、石灰質です。海水によって浸食されたサンゴのカケラが、海の中でプランクトンに分解されます。その石灰質の粒子が海潮の流れでミルキーウェイに体積されました。そして沈殿した石灰質の粒子にパラオの降り注ぐ太陽によって熱せられることで発酵して、真っ白な泥になりました。ちなみこのミルキーウェイの泥の美肌効果は市販の美容液に含まれる美白・美容成分と比較したところ美肌効果は6倍。美白効果は100倍と言われています。

泥(クレイ)

ホワイトクレイ・・・ヨーロッパ地域で大変親しまれているクレイです。採取されるのはフランスのパリ近郊です。古くからは飲み薬としても使用されてきました。弱酸性で高濃度のアルミニウムが含まれています。

ガッスール・・・日本では、シャンプー・石けんなどに使用されていますが、採取されるのは北アフリカ・モロッコで採掘される天然の粘度鉱物です。特徴はとても強い吸着力なので、皮膚の汚れ・老廃物を取り除く効果があります。その効果は古くから知られていて昔から現地の女性の間で石けん・シャンプー・パックとして大事に使われてきました。成分は豊富なミネラルが含まれています。間

マリンシルト・・・沖縄で採取できますが、沖縄でも特定の地域でした採取できないとても希少価値のある泥です。『クチャ』とも呼ばれています。この泥は、海底に数百年にわたって堆積した超微粒子でとてもなめらかな泥です。吸着力がとても高いのが特徴で、超微粒子の泥ということで目に見えない汚れもしっかり取り除いてくれます。もちろん毛根の油脂やタンパク質も取り除いてくれて、潤いにも効果がある泥です。

黄土・・・韓国式エステの泥パックでよく使用される泥です。これは韓国のコチャンで採取されたものが良質として知られています。黄土は風で運ばれることによって堆積する「風積土」の一種です。古くは韓国王朝でも使用されていました。「神秘の泥」や「生きている土」とも呼ばれて古くから愛されてきた泥です。

ベントナイト・・・白亜紀つまり地球が地質時代の時です。今から1奥4550万年前から6550万年前というという時代から海底に堆積した火山灰です。この泥の特徴は、優れた膨潤性(水分を含むと膨らむ)を持つ粘土質です。「1000の用途を持つ粘度」とも呼ばれているので、パックとして利用されるのはもちろんですが、その他にお医薬品、洗剤といったいろいろな分野で使用されています。化粧品に配合されるときには、油分のべとつきを消してくれて、さらっとした肌触りになる効果として使われています。

ちょっと良い話